企業や業界団体からの大学の寄付講座が増えている。全国主要12大学に日本経済新聞社が調査したところ、2006年度の講座数は前年度を約3割上回った。少子化で経営環境が厳しさを増しており、大学側は寄付講座の開設で、資金調達の多様化と学生への授業内容の魅力向上をアピールする狙い。採用難に悩む企業も自社の存在を学生に印象づける機会ととらえているようだ。
(2007/5/2 日経夕刊 1面)
古い記事で恐縮だが、企業や業界団体がスポンサーとなって設置される寄付講座(大学によっては寄附講座とも寄付講義とも称する)が増加しているとのこと。当BLOG管理人も先日全労済&東工大のシンポジウムを観覧したが、保険業界だけでみても、損保ジャパン&東大、あいおい損保&早大、三井生命&青学大&早大、日本興亜損保&中大などなど、枚挙に暇がない。大学サイドは「寄附金の調達」「学生集め」、企業サイドは「優秀な学生の青田刈り」という双方の思惑が見事に相まった企画である。講師の中には、業界人も目を見張る著名人が紛れ込んでいる場合があるので、これまた油断ならない。できれば社会人も来訪し易い時間帯に開講して欲しいものだが。
ところで、リリース当初は気にも留めなかったのだが、あいおい損保&早大の講義一覧のうち7月5日の欄に目をやると、現在まさに渦中の人物の名が↓

展望って・・・(汗)
・・・つうか予定通り来訪・講演してくれるのだろうか。
それだけが気懸かりである(汗)。
