2012年05月26日

企業年金の概況(2012年3月末)

毎年5月下旬に公表される「企業年金の受託概況」が、今年も信託協会生保協会JA全共連の連名によりリリースされた。

 ◆企業年金(確定給付型)の受託概況(平成24年3月末現在)
  ■信託協会のリリース
  ■生保協会のリリース
  ■JA全共連のリリース
 (注)上記3つのリリースはいずれも同じ内容。

上記によると、2012年3月末における企業年金(確定給付型)の受託概況は、厚生年金基金が制度数577件(前年度比▲18件)、加入者数440万人(前年度比▲11万人)、資産残高は26兆8,945億円(前年度比▲9,593億円)となった。AIJ問題によって年金資産が大きく毀損されたかの如き論調が蔓延しているが、統計を見た限りでは、年金資産の減少は制度減少によるものと捉えるのが妥当であろう。
一方、確定給付企業年金は、制度数14,991件(前年度比+4,941件)、加入者数801万人(前年度比+74万人)、資産残高は45兆3,407億円(前年度比+3兆3,686億円)となった。適年移行の最終年度ということもあり、駆け込み移行で制度数は約1.5倍に増加したものの、小規模制度が中心であるせいか資産規模の伸びは制度数ほどではなかった。なお、適格退職年金は本年3月末をもって廃止となったことから、今回より本統計の対象外となっている。

また、確定拠出年金制度の施行から10年が経過したこと等を受け、「確定拠出年金(企業型)の統計概況(平成24年3月末現在)」が運営管理機関連絡協議会、信託協会および生命保険協会の連名で本年より公表されることとなった。2012年3月末時点における確定拠出年金(企業型)の状況は、規約数4,136件、資産額5兆9,763億円、加入者数423万人となった。しかし、確定給付と確定拠出でリリースを分ける意味はあるのかね?(汗)

 ◆確定拠出年金(企業型)の統計概況(平成24年3月末現在)
  ■信託協会のリリース
  ■生保協会のリリース
 (注)上記2つのリリースはいずれも同じ内容。


<関連エントリ>
The企業年金BLOG(2011/5/25): 企業年金の受託概況(2011年3月末)



 ←気が向いたら是非クリック願います

posted by tonny_管理人 at 09:57 | Comment(0) | TrackBack(0)
| データで見る企業年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする