転職した会社員の企業年金資産を預かる企業年金連合会の2007年度の資産運用利回りがマイナス9.91%となったことが11日分かった。運用損失は1兆3千億円で、損失が出るのは02年度以来5年ぶり。米国のサブプライムローン問題などによる国内外の株式相場下落の影響を受けた。07年度末の純資産額は11兆7386億円、給付債務は12兆1666億円だった。
(2008/9/12 日経朝刊 5面)
2005年度にめでたく積立不足を解消した企業年金連合会(PFA)だったが、07年度はサブプライム問題に伴う株価下落の煽りを食って5年ぶりのマイナス運用となるとともに、3年ぶりに積立不足(▲4280億円)に転じた。連合会の2007年度業務報告書を参照すると、「トータルでは積立不足(96.5%)だけど最低責任準備金比では120.2%もありますよ」(p.23)だの「運用利回りは過去5年平均で8.04%、過去12年間の累積では54.56%も稼いでますよ」(p.37)だのといったなりふり構わぬ涙ぐましい記述が哀愁を誘う(苦笑)。
ところで、連合会でマイナス運用というと、↓の記事を思い出さずにはいられない。
素顔の企業年金連合会(下) 統治推進者のジレンマ積立不足が解消してから運用スタッフを大量に中途採用したと聞いているが、今度は「ちょっと人を採りすぎた」と来るのだろうか・・・(汗)。
(中略)もの言う株主として活動に脚光が集まる連合会だが、本来の最大の使命は企業年金の中途脱退者のために年金受給権を確保することだ。現在、連合会の受給者は約300万人。延べ2700万人の中途脱退者を抱える。2002年度の運用悪化で2兆円近い積立不足を出して以来、人員を31%削減するなどこの数年はリストラ一色だったが、幹部からも「ちょっと人を削りすぎた」と反省の弁が聞こえる。(後略)
(2006/9/15 日経金融新聞 1面より抜粋)
<参考資料>
○企業年金連合会業務報告書(平成19年度) (pdfファイル)
<関連エントリ>
The企業年金BLOG(2006/7/24): 久々に目にした「積立余剰」「給付増額」という単語



いろんな人のブログを見ていました。
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