2006年03月16日

「年金2008年問題」

「公的」ゆえに求められる資産運用のあり方とは?

年金2008年問題―市場を歪める巨大資金年金2008年問題―市場を歪める巨大資金
玉木 伸介

日本経済新聞社 2004-08
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2001年度以降の財政投融資改革により、公的年金積立金の運用は厚生労働省(正確には傘下の独立行政法人)による市場運用へと移行することとなった。積立金の全額償還が完了し、完全な全額自主運用が開始されるのが2008年であることから、著者はこれを「2008年問題」としている。しかし、公的年金積立金の運用は@政府が投資主体となることA資金規模が巨額過ぎること──という2つの特性ゆえに、民間の資産運用とは異なる次元の問題が山積している。

本書は、これら議論のための基本的な概念整理を目的としている。まだ問題提起のみに留まってる部分も多々あるものの、国民的に広く議論を興して解決策を模索しようという意欲が滲み出ており、この問題の論点整理には最適な一冊。少なくとも、「株式投資反対」を叫んでれば済むような単純な問題では無いことだけは声を大にして言っておく。






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posted by tonny_管理人 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(1)
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