2006年03月23日

公的年金の債券運用、結局時価評価に

保有国債は時価で処理 年金資金運用基金、独法化後も (NIKKEI-NET)
厚生労働省と公的年金の一部を運用する年金資金運用基金は、2006年4月に独立行政法人に移行してからも保有国債の会計処理を相場変動を反映する時価方式とすることを決めた。従来は移行を機に取得価格を計上する簿価方式に変更する予定だったが、資産内容の透明性が後退するとの批判が高まり、方針転換する。
(2006/3/19 日経朝刊 3面)

以前当BLOGでも扱った「満期保有目的債券の簿価評価」の問題だが、結局は現行どおり時価評価を存続することになったようだ。外部から批判が相次いでいたし、当の年金資金運用基金の投資専門委員氏も簿価評価反対を業界誌で唱えていたぐらいだ(報酬受け取っていながらよくぞ批判できるものだという声もあったが)。まずは一件落着と言えよう。

しかしながら、この問題に関しては依然として腑に落ちない点がある。
なぜ企業会計では満期保有目的債券の簿価評価が認められているんだ?

今回の騒動にしても、そもそも企業会計基準にこのような珍妙な会計処理があるからこそ、公的年金サイドがそれを模倣しようと画策したのだろう。真に問われるべきは、企業会計基準(満期保有目的債券の簿価評価)そのものの妥当性である。


<関連エントリ>
The企業年金BLOG: 満期保有目的債券の簿価評価






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posted by tonny_管理人 at 16:24 | Comment(0) | TrackBack(0)
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