2010年10月24日

「いまさら人に聞けない『適年廃止後の退職金再設計』の実務」

Q&A形式で分かり易いが、細部に詰めの甘さも

いまさら人に聞けない「適年廃止後の退職金再設計」の実務いまさら人に聞けない「適年廃止後の退職金再設計」の実務
佐藤 崇、 川島 孝一

セルバ出版 2010-09
売り上げランキング : 179,116
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

期限までいよいよあと1年半を切った適格退職年金の税制優遇の廃止。本書は、適年移行のポイントをQ&A形式で分かり易く整理・解説しており、タイトルどおり「いまさら適年移行の検討に入る企業」にとっては重宝すること請け合い。
ただし、分かり易さを重視したせいか、細部に事実と異なる表記も散見される。例えば、適格退職年金契約について「会社と信託会社、生命保険会社、全国共済農業協同組合連合会が『新企業年金保険契約』を締結して〜」(p.35)とあるが、新企業年金保険契約とは生命保険会社と締結する場合の契約名称であり、相手方が信託会社であれば「適格退職年金信託契約」、JA共済連であれば「退職年金共済契約」とするのが正しい。また、適格退職年金の適格要件について「法人税法施行令第159条に定める適格要件〜」(p.39)とあるが、当該条項は2002年に既に削除されており、現在は法人税法施行令附則第16条」に記載されているとするのが正しい。まあ、本書全体の完成度の高さを損ねるものではないが。。。



 ←気が向いたら是非クリック願います

posted by tonny_管理人 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0)
| 書評:企業年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック