2006/06/22

「ファンドマネジメント」

ファンドマネージャーを「目指す」&「選ぶ」ための実践書

ファンドマネジメントファンドマネジメント―マーケットの本質と運用の実際
山崎 元

金融財政事情研究会 1995-12
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理論的かつ歯に衣着せぬ言動で業界に確固たる地位を築いている山崎元氏の初の単行本。「ファンドマネージャー(FM)のための教科書」を標榜しているだけあって、とっつき難く骨太な内容だが高品質。資産運用の理論・技術・管理やパフォーマンス評価の具体的な手順等についてファンドマネージャーの視点から解説されており、プロが投資理論を実践の場でどう活用(あるいは取捨選択)しているのかといったノウハウめいたものが垣間見えて参考になる。また、ファンドマネージャーの選び方・評価についても詳細に触れられており、ファンドマネージャーを志す者は勿論、年金基金など資産を委託する側にとっても有益な一冊。1995年の刊行にも関わらず、本書を凌駕する類書が未だ現れないことからも、その完成度の高さが伺い知れよう。

山崎氏といえば、資産運用業界に蔓延する「常識」に理詰めで異を唱える姿勢が好評を博しているが、そのスタイルは既にこの頃より健在。『「何故この銘柄を買ったのか」には雄弁に答えられても、「この銘柄のウエイトが●%である理由」を説明できないようではFM失格』と平然と言い切ってしまう妥協の無さは、一読者としては拍手喝采モノではあるものの、いざ職場の上司・同僚として対峙すると、手強いというかヤな奴と感じるかもしれない(汗)。


※著者の山崎氏のBLOGはこちら
※楽天証券経済研究所の山崎氏のレポートはこちら



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posted by tonny_管理人 at 00:47 | Comment(0) | TrackBack(0)
Category | 書評:年金資産運用
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