2011年05月25日

企業年金の受託概況(2011年3月末)

毎年5月下旬に公表される「企業年金の受託概況」が、今年も信託協会生保協会JA全共連の連名によりリリースされた。

 ◆企業年金の受託概況(平成23年3月末現在)
  20110525nenkin-jutaku2010.jpg

  ■信託協会のリリース
  ■生保協会のリリース
  ■JA全共連のリリース
 (注)上記3つのリリースはいずれも同じ内容。

上記の3団体が公表している「企業年金の受託概況」では、厚生年金基金確定給付企業年金および適格退職年金という3つの給付建て(確定給付型)制度の状況が掲載されている。このうち前2制度については厚生労働省や企業年金連合会からも精緻な統計数値が公表されるが、適格退職年金に関する統計は、事実上この「企業年金の受託概況」でしか把握できない。しかも、適格退職年金は来年3月末を以って廃止(正確には税制優遇の停止)されることから、本統計で適格退職年金を取り扱うのは今回が最後である。

さて本題に入ろう。上記によると、適格退職年金は2011年3月末で契約件数8,051件(前年度比▲9,133件)、加入者数126万人(前年度比▲123万人)、資産残高は3兆998億円(前年度比▲3兆3,033億円)となった。契約総数は1万件の大台を下回り、来年(2012年)3月末に迫った移行期限に向けた駆け込みぶりがうかがえる。
また、確定給付企業年金は2011年3月末で10,050件1万件の大台を超えた一方で、厚生年金基金は595件と1969年(昭和44年)以来40年ぶりに600件を下回った。確定給付企業年金法・確定拠出年金法の制定から10年、時代は移り変わりつつあるということか(遠い目)。


<関連エントリ>
The企業年金BLOG(2010/5/28): 適格退職年金の2010年3月末の状況
The企業年金BLOG(2009/5/27): 適格退職年金の2009年3月末の状況
The企業年金BLOG(2008/5/30): 適格退職年金の2008年3月末の状況
The企業年金BLOG(2007/5/25): 適格退職年金の2007年3月末の状況
The企業年金BLOG(2006/5/26): 適格退職年金の2006年3月末の状況



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posted by tonny_管理人 at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0)
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