また、相変わらず噴飯モノだったのが、「元本確保型商品偏重を解消してリスク性資産(≒投資信託)の割合を高めよう」という一大お節介キャンペーン。しかし、とある講演者が示した過去3〜5年の運用商品の実績を見ると、国内債券以外の資産クラスは平均リターンが軒並みマイナス。結果的には投信保有割合が低いほどパフォーマンスが良好だったのだから、何をか言わんや(汗)。「想定利回りからの卒業を!」とは山崎俊輔氏の主張だが、これを受け売りして、当BLOGでは「投信保有割合やリスク性資産割合からの脱却を!」と主張したい。
<関連エントリ>
The企業年金BLOG(2010/10/2): 2年目で早くも寂れつつある「確定拠出年金の日」
The企業年金BLOG(2009/3/4): 「リスク資産割合」に代わる尺度は誕生するか
The企業年金BLOG(2007/9/28): 横浜国立大学の企業年金フォーラムを観覧

大学主催の割には論理展開がグダグダでしたねー。SRIファンドのゴリ推しとか意味わからんし。
コメントありがとうございます。
まあ大学主催といっても、講演者の山口教授や臼杵教授は金融機関出身ですし、今後のアンケート調査や学生募集に支障をきたしたくないでしょうから、自ずと業界マンセーに傾いてしまうのでしょう(汗)。