2011年09月21日

「投信保有割合」「リスク性資産割合」からの脱却を!

本日は横浜国立大学第7回企業年金フォーラム「創設10年を迎えた確定拠出年金」を観覧した。内容そのものは、確定拠出年金(DC)関連のセミナーにありがちな「○○が問題だ!」「もっと使い勝手の良い制度にしろ!」のオンパレードで食傷気味。とりわけ、デフォルトファンド(注:ここで言うデフォルトとは「初期設定」の事であって「債務不履行」の意味ではないw)の取り扱いについては、「デフォルトファンドを設定しないことが問題」と主張するそばから「デフォルトファンドが多すぎるのも問題」という主張も飛び出す始末。そうやって問題の指摘だけが嵩じると、そのうち「問題が無いのが問題だ!」などとぬかす輩の登場も近いことだろう(汗)。

また、相変わらず噴飯モノだったのが、「元本確保型商品偏重を解消してリスク性資産(≒投資信託)の割合を高めよう」という一大お節介キャンペーン。しかし、とある講演者が示した過去3〜5年の運用商品の実績を見ると、国内債券以外の資産クラスは平均リターンが軒並みマイナス。結果的には投信保有割合が低いほどパフォーマンスが良好だったのだから、何をか言わんや(汗)。「想定利回りからの卒業を!」とは山崎俊輔氏の主張だが、これを受け売りして、当BLOGでは「投信保有割合やリスク性資産割合からの脱却を!」と主張したい。

<関連エントリ>
The企業年金BLOG(2010/10/2): 2年目で早くも寂れつつある「確定拠出年金の日」
The企業年金BLOG(2009/3/4): 「リスク資産割合」に代わる尺度は誕生するか
The企業年金BLOG(2007/9/28): 横浜国立大学の企業年金フォーラムを観覧



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posted by tonny_管理人 at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0)
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この記事へのコメント
tonny氏も参加されていたのですか。私も参加しておりました、お会いしてみたかったです。

大学主催の割には論理展開がグダグダでしたねー。SRIファンドのゴリ推しとか意味わからんし。
Posted by 某信託銀行社員 at 2011年09月22日 22:14
> 某信託銀行社員さま
コメントありがとうございます。
まあ大学主催といっても、講演者の山口教授や臼杵教授は金融機関出身ですし、今後のアンケート調査や学生募集に支障をきたしたくないでしょうから、自ずと業界マンセーに傾いてしまうのでしょう(汗)。
Posted by tonny_管理人 at 2011年09月27日 02:39
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