2007年08月01日

これぞ分散投資の威力!?

公的年金運用、4年連続で黒字 06年度、累積10兆円超す (NIKKEI-NET)
厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人は31日、2006年度の資産運用状況を発表した。市場運用などによる収益は3兆7608億円で、前身の「年金資金運用基金」(05年度末で解散)から4連続で黒字を達成した。ユーロ高などで外国株式の運用が好調だったのが主因。この結果、累積黒字は初めて10兆円を超えた。
(2007/8/1 日経朝刊 4面)

公的年金の資産運用を司る年金積立金管理運用独立行政法人年金積立金(GPIF)の前年度の資産運用状況が発表された。昨年12月にはライブドアへの損害賠償提訴で失笑を買ったものの、トータルでは3兆7千億円の黒字を確保した次第。
ところで、よくライブドアの件を以って「GPIFの運用能力に疑問符」云々と脊髄反射するブロク(ココとかココとか)が散見されるが、何とも短絡的な思考である。保有銘柄の幾つかが紙屑と化してもトータルで黒字を確保できているというのは、逆に考えるとまさに分散投資効果が効いている証左である。今後も相場変動や外野の声に惑わされる事なく、一喜一憂せず分散投資に励んで欲しいものである。

未だに「投資=デイトレード」の感覚で年金運用を語る輩が後を絶たない(全国紙の記者ですら)ので補足しておくと、年金運用とは、信託銀行や投資顧問会社などの運用機関に委託する「委託運用」が主流である。つまり年金基金の役割は鵜飼いでいえば「鵜匠」のようなもの。魚をより多く捕まえられる優秀な鵜(運用機関)の発掘・管理が主な仕事であって、鵜匠自らが魚を捕まえに川に飛び込むことはしないのと同じ。ましてや特定銘柄の全力買いを指示することはまずない(表向きは)。






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posted by tonny_管理人 at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(0)
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