2008年01月21日

「社会保障の明日」

論点整理と国際比較から、社会保障の今後の方向性を示唆

社会保障の明日社会保障の明日―日本と世界の潮流と課題
西村 淳

ぎょうせい 2006-12
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厚生労働省の現役官僚が著しただけあって、現在の社会保障制度の課題および国際動向が分かり易くまとまっているのは勿論だが、更に、「自立支援」「ソーシャル・インクルージョン(社会的統合)」「経済成長との調和(社会保障は経済成長を阻害しない)」といった今後の重要トピックもつぶさに押さえており、情報の鮮度と正確さにおいては他の類書の追随を許さない。これまでの厚生労働行政に対して現状肯定かつ自画自賛的な記述が目立つのはご愛嬌だが(汗)、それを逆手に「そこまで分かっているのに何故対策を打たない!?」と歯痒さを感じるようになるまで本書を何回も読み返すと、社会保障に対する質の高い問題意識が醸成されること必至。社会保障をテーマに卒論・修士論文を一丁仕上げようという学生であれば、是非とも参考文献に加えるべき一冊。見た目は薄いが情報量の密度は濃い。






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posted by tonny_管理人 at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0)
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