2008/03/15

「個人型確定拠出年金Q&A」


個人型に特化しているわけではないが、入門書としては良質

個人型確定拠出年金Q&A(制度編)個人型確定拠出年金Q&A 50問50答(制度編)

商工会議所年金教育センター
2008-01-15

個人型確定拠出年金Q&A(運用編)個人型確定拠出年金Q&A 50問50答(運用編)

商工会議所年金教育センター
2008-01-15

DCプランナー(当BLOGでは「企業年金総合プランナー」とは称しないので悪しからず)資格の胴元である商工会議所年金教育センターから発刊された解説書。「過去に商工会議所が出してきた書籍や参考書の内容をQ&A形式に焼き直しただけ」「運用編なんて個人型に特化してないし」といった批判はあるが、記述自体はオーソドックスで、良質な入門書に仕上がっている。まあ、個人型DCに特化した書籍は珍しい(かつてはこんな駄本もあったが)だけに、マニアなら押さえておいて損はない。

また本書は、DCプランナーの力量を判断する試金石としても重宝する。本書と同程度かそれ以下のレベルの知識の披露で「エキスパートでござい」と嘯く自称プランナー氏には、速やかに三行半を叩きつけるべし。



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Category | 書評:確定拠出年金(DC)

2007/05/22

「企業のための確定拠出年金」


制度施行から5年間の試行錯誤を網羅

企業のための確定拠出年金企業のための確定拠出年金
みずほフィナンシャルグループ確定拠出年金研究会

東洋経済新報社 2007-05-11
売り上げランキング : 13,082
おすすめ平均

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確定拠出年金に関する書籍と言えば、制度導入が叫ばれていた90年代末から2000年初頭は雨後のタケノコの如く刊行されていたものの、施行後はそれが嘘のように沈静化、今や毎年改訂されているのはDC資格関連の参考書・問題集だけという衰退ぶりなのはもはや知る人ぞ知るところ。
しかしそんな折、久々に歯応えのあるDC本が刊行された。本書は、実際に制度導入・運営を手掛けている金融機関によるものだけに、実務に裏打ちされた解説が特徴。内容的には過去の自社主催セミナーの資料を繋ぎ合わせただけとも言えなくもないが、こうした一連の形でまとめられたものはないだけに、資料としての利便性は却って高い。まさに制度施行から5年間の金融機関の試行錯誤を一冊に凝縮した内容。



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2005/12/26

「企業年金コンサルタント養成講座」


"企業年金"コンサルタントとは大きく出たものよ

consultant企業年金コンサルタント養成講座
金融財政事情研究会

日商・金財が主催するDCプランナー試験の1級向け通信講座。6分冊+2別冊から成っており、計算すると1冊あたり約5,000円(汗)。
金融機関の並居る面々が執筆・編集しただけあって、金融機関サイドに都合の良い理論一辺倒かと思いきや、さに非ず。あの山崎元氏も編集に関わっており、「手数料は確実なマイナス要因だ」「仕組みを理解できない商品は買うな」等々、金融業界を敵に回して憚らない山崎イズム全開の内容となっている。読み物としてはなかなか面白い。

ただし、試験対策用としてはやや重装備な感がある。DCプランナー試験は4つの分野(A:公的・私的年金、B:確定拠出年金、C:投資、D:ライフプラン)から構成されているのに対し、当講座は6分冊。中身もA〜D分野の区分があいまいで、過去問をやってても該当事項を6冊の中から探すのに苦労した。また制度移行に関する記述が無駄に多く、この事項だけで2冊分は軽く水増しされている印象を受ける。試験ではせいぜい応用編で1問出る程度だろうに。
とはいえ、DC試験対策用の書籍なんてそもそも選択肢が少ないし、通信添削は試験傾向に即してイイ感じなことから、余裕資金のある向きは買っておいて損は無い。



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Category | 書評:確定拠出年金(DC)

2005/12/05

「日本版401k 導入・運営・活用のすべて」


立案当事者による貴重な証言の数々
4492700838日本版401k 導入・運営・活用のすべて
尾崎 俊雄

東洋経済新報社 2002-03
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著者は現役の厚生官僚で、確定拠出年金法(いわゆる日本版401k)の企画立案から施行まで携わった、いわばDC界の「生き字引き」。法令・通達等についての解説が詳細になされているのは勿論のこと、制度導入時における論点・根拠や検討経緯まで多岐に触れられているのは、やはり当事者ならでは。拠出限度額(36,000円や15,000円など)にもそれぞれ根拠があるって知ってた? 納得できるかどうかはともかくとして(汗)。

また、刊行当初はDC制度が創設されたばかりということもあり、類似の解説本が氾濫されてそれこそ玉石混合であったが、本書は制度のメリット・デメリット双方について触れられているなど、公平・公正という観点からもオススメ。法改正もあり刊行当初から事情は幾分変わったが、それでも古さを感じさせない骨太な造りとなっている。およそ退職金コンサルに関わる者であれば、是非一度目を通しておきたい一冊だ。



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posted by tonny_管理人 at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(1)
Category | 書評:確定拠出年金(DC)