2011年06月21日

退職給付に係る国際会計基準(IAS19)の改訂

今月16日付で、退職給付に係る国際会計基準(IAS19)の最終基準(Final)が公表されたとの事。内容については正直どうでもいいのだが、久々に英語の練習がてら翻訳にチャレンジしてみる。出典は、国際会計基準審議会(IASB)のプレスリリース。


IASB introduces improvements to the accounting for post-employment benefits (IFRS.org / IASB)
The International Accounting Standards Board (IASB) announced today the completion of its project to improve the accounting for pensions and other post-employment benefits by issuing an amended version of IAS 19 Employee Benefits.
国際会計基準審議会(IASB)は、本日、IAS19「従業員給付」の改訂版の公表を以って、年金およびその他退職後給付に係る会計基準改定プロジェクトを完了したと発表した。

The amendments make important improvements by:
今般の改訂は、以下において重要な改善をもたらす:

・ eliminating an option to defer the recognition of gains and losses, known as the ‘corridor method’, improving comparability and faithfulness of presentation.
・ 収益および損失を遅延認識する選択肢(回廊方式など)を廃止し、情報開示の比較可能性および忠実性を高める。

・ streamlining the presentation of changes in assets and liabilities arising from defined benefit plans, including requiring remeasurements to be presented in other comprehensive income (OCI), thereby separating those changes from changes that many perceive to be the result of an entity’s day-to-day operations.
・ その他包括利益(OCI)を通した利益の再測定を含め、給付建て(DB)制度に係る資産および債務の変動の開示を合理化する。これにより、年金制度に係る損益変動と、企業の日々の事業活動に係る損益変動を区分する。

・ enhancing the disclosure requirements for defined benefit plans, providing better information about the characteristics of defined benefit plans and the risks that entities are exposed to through participation in those plans.
・ DB制度の特性およびDB制度を導入している企業が直面するリスクについてより質の高い情報を提供するため、DB制度の情報開示事項を強化する。

The amendments will provide investors and other users of financial statements with a much clearer picture of an entity’s obligations resulting from the provision of defined benefit plans and how those obligations will affect its financial position, financial performance and cash flow.
本改訂は、DB制度の導入により生ずる企業の債務およびそれらが企業の財政状況、財務実績およびキャッシュフローにどのような影響を与えるかについて、より鮮明な実態を投資家や他の財務諸表ユーザーに提供するだろう。

【中略】

The amended version of IAS 19 comes into effect for financial years beginning on or after 1 January 2013. Earlier application is permitted.
IAS19の改訂版は、2013年1月1日以後に始まる会計年度から適用される。早期適用も可。
 
(2011/6/16 IFRS Foundation / IASB) ※翻訳は当BLOG管理人による




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2011年03月22日

年金特会の英訳は「pension fund」か!?

年金特会の震災復興利用は好ましくない=与謝野担当相 (reuters)
 [東京 22日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は22日朝の閣議後会見で、東日本大震災の復興財源に年金特別会計を利用するのは好ましくないとの考えを示した。また、自民党との大連立については、意思決定の速度を速めることができるとして「私は願っている」明言。期待を表明した。
(2011/3/22 ロイタージャパン)

記事の内容については正直どうでもいいが、偶然にも、海外の年金基金または機関投資家向けのWebマガジン「GLOBAL PENSIONS」に同じ記事が取り上げられていたので、備忘録および英語の練習がてらupしておく(著作権に抵触する場合は即刻削除する所存)。
それにしても、英語では「pension fund」とあったので公的年金積立金を取り崩すのかと思いきや、実際は年金特別会計からの繰入れの話だったのね。なんか違和感がある表現だのう(汗)。


Japan should not use pension funds for disaster relief - minister (GLOBAL PENSIONS)
JAPAN - Japan should not tap funds said aside for pension payments to fund disaster relief efforts, economics minister Kaoru Yosano has said.
[日本]与謝野馨経済財政担当相は、政府は年金支払いのために蓄えられた積立金を震災復興に活用するべきではないと述べた。

"It is undesirable to use pension funds as a source of money for disaster relief, as it would destroy the basic principle of a pension fund," Yosano told reporters after a cabinet meeting on Tuesday.
与謝野氏は火曜日(22日)の閣議後の会見で、「年金積立金を震災復興の財源に用いることは望ましくない、それは年金積立金の基本原則を崩すことになる」と語った。

He also urged the formation of a grand coalition with the opposition to speed up the political decision-making process as Japan responds to the earthquake and tsunami which devastated the northeast of the country and the subsequent nuclear safety crisis.
彼はまた、東北地方を壊滅させた後に原発危機を招いた地震と津波に対処するためには、政策の意思決定プロセスの速度を上げる必要があり、そのためには野党との大連立を組むべきであると主張した。
 
(2011/3/22 GLOBAL PENSIONS) ※翻訳は当BLOG管理人による




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